気温が高くなってくる梅雨時期から夏にかけてのキッチンでの生ごみの臭いって最悪!
いくら袋に入れて口をきつく縛っておいてもニオイが漏れてくる・・・なぜ?
しかも部屋にこもったクサイ臭いが取れないなんてことも・・・。
この生ごみの臭いを何とかできないのか?と思い、始めてみたのがコレでした。
(この記事は当初2019年6月に書いています。)
夏の生ごみの臭い対策にはコレ!臭いニオイ無しでエコ
ご自宅での生ごみの処理をどうしていますか?
外気温が高くなってくると、どうしても生ごみの臭いがキッチンにこもりがち。
喚起してみたり、除菌消臭スプレーを使ってみても、次のゴミを出す日まで室内に置いておかなくてはなりません。
クサいから外に出してしまうという方法もありますが、野良猫やカラスの被害に遭うケースもあります。
これからの時期、生ごみの悩みは絶えないのです・・・。
先日”有吉ゼミ”で家庭用生ごみ処理機の紹介がされていたようですね。
ニオイが出ない、音が静か・・・とは言いますが、家庭用生ごみ処理機は電気代がかかります。
家庭用生ごみ処理機に自治体からの補助がある場合もありますが、実際にその制度を利用して機械を使っていた方から話を聞いたことがありますが、電気代がバカ高いそうです。
それって、エコじゃないよね。
せっかくならゴミを減らせてエコな生活にしたい!
家庭ごみで可燃ごみの30%は”生ごみ”と言われています。
この生ごみを減らせれば、家庭から出る可燃ごみを減らすことができて、ゴミにかかる費用も減らすことが出来るんです。
自治体によっては、ゴミを捨てる時にまだお金がかからないという自治体もあるかもしれませんが、私が住んでいる自治体ではゴミを捨てるのにお金がかかります。
「お金がかかる」という言い方だと、分かりにくいかもしれませんが、ゴミ収集に出す際に指定のゴミ袋に入れて出さないと、収集してもらえないということです。
その自治体指定ゴミ袋は購入することになるので、「ゴミを捨てる際にお金がかかる」ということになるんですね。
そこで、生ごみを減らして収集日にゴミを出す回数を減らしたり、指定ゴミ袋のサイズを小さくすることが出来れば・・・と考え、始めたのがコレでした。
生ごみ処理にはダンボールコンポスト
生ごみ処理のためのグッズ”ダンボールコンポスト”をご存知ですか?
聞いたことないよ?それはどんなものなのと思う方のために、簡単に説明します。
ダンボールコンポストとは?
ダンボール箱を利用して生ごみを処理する容器のことです。
この段ボールの中に”基材”と呼ばれる”竹パウダー”や”もみ殻くん炭”と生ごみを入れることで、微生物の力によって生ごみを分解したい肥(肥料)を作ります。
ダンボールコンポストを使うメリット
ダンボールコンポストは、電気を使わずに生ごみを入れてかき混ぜ、微生物の力だけで生ごみを分解処理します。
発酵剤などの薬品も一切使用しません。
家庭から出る生ごみを原料とするため、ゴミの減量にもつながります。
しかも生ごみは水を切らずにそのまま入れてOKです。(逆に適度な水分があったほうが発酵が進みます。)
ダンボールコンポストを使ってできあがった堆肥は、化学肥料を使わない安全な有機肥料として、畑や家庭菜園などで使用することができます。
ダンボールコンポストを利用することで、ゴミの減量ができるというメリットは大きいです。
実際に我が家でスタートした様子がこちら。
ダンボールコンポストはじめてみた
竹パウダーとそば殻くんたん、材料もたったのこれだけ。
雨に当たらない置くスペースが確保できるのであれば、始めるのは簡単です。(室内に置いてもいいそうですし、ベランダとかでも問題ありません。)
我が家の場合は、軒下に置いています。雨が降りそうなときにはビニールシートをかけて保護しています。
ダンボールの中に基材を入れて、水分調節してあげるだけでスタートできるのでお手軽です。
軽く握ってお団子状になればOK。
あとは生ごみを入れるだけです。
魚の骨、鳥の骨、卵の殻など硬いものは分解しにくいそうです。
もみ殻と竹パウダーをよく混ぜて、生ごみにまぶしてあげることも必要です。
不思議なことに、数日でこれらがまったくわからないくらい生ごみが無くなります。
気になる臭いですが、外気温が30度以上になる直射日光が当たる場所に置いておいても、生ごみ特有の臭いニオイは全くありません。
我が家の場合、1日の生ごみの量がおおよそ300g。
通常40~45kgまで入れられるそうで、3~5ヶ月利用できるとのことです。(投入する生ごみの量にもよります)
もう一つ気になる点は、生ごみから虫が湧かないか?ということですが、これも無いそうです。
いうなれば、外部から侵入することはあるそう。その際は取り除くか、気になるなら大きめのビニール袋にダンボールコンポストの中身をいったん全部あけて、口を閉じて数日天日干ししてから再度使うといいそうですよ。
今の時期(梅雨時期)はダンボールコンポストに雨がかからないようにビニールシートでおおいをしていますが、それでもダンボールが湿気を吸ってしまいます。
そして、虫は外部から侵入しようとするのでガードが必要だと感じました。
こうして出来上がったたい肥は、花や植木の肥料として、また家庭菜園の肥料にも使うことが出来ます。
我が家では、始めたばかりのプランターでの家庭菜園で使いたいと思っているので、出来上がりが楽しみです。
生ごみ処理のダンボールコンポストは補助金が出ることも
生ごみの耐え難いニオイから解放されて、ゴミも減らせて、へぇ・・・なかなか良さそう。
じゃ、始めてみようか?と思った時にどこで購入したらいいの?と思いますよね。
ホームセンターなどでも購入できますが、この”ダンボールコンポスト”多くの自治体では補助金が出るんです。
購入前に「生ごみ処理 ダンボールコンポスト ○○市」 ←〇〇はお住いの自治体名を入れて、検索してみてください。
申請方法も自治体によって異なります。
ちなみに、私が住んでいる自治体(日野市)では通常購入2,340円(2023年現在は2440円)ですが、補助金適用で500円で購入することが出来ます。
基材のみであれば250円(助成金適用後価格)。
この金額であれば、手軽にスタートすることが出来ますね。
さいごに
ゴミの問題、リサイクルの問題というのは、メディアで取り上げられていても、なかなか実感できないことって多いと思います。
ゴミを捨てるのにお金がかかっているといっても理解しづらいように、自分で実体験してみないことってわからないことが多いですよね。
目の当たりにしないと対策を講じなければ・・・と考えないんですよ(笑)
生ごみも「ニオイに困る」という状況がなければ、普通に収集日に出して捨てればいいと思ってしまいますもんね。
生ごみの臭い対策にもなり、野良猫やカラスのいたずらに遭うこともなく、ゴミも減らせるという一石二鳥どころではないですよ!
興味を持ったらぜひ始めてみてくださいね!
追記
コンポストに虫が・・・
どうやら隙間から虫が入り込んでしまったようです・・・
よーく見るといっぱいいて気持ち悪い。
こんな時は黒いビニール袋に基材を入れて天日干しするといいそうです。
黒い袋が無かったので透明ですけど(;^_^A
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